2026.1.18 子育て×商店街フォーラムを開催しました!
商店街創生センターでは、商店街でできる子育て支援について、商店街関係者と子育て支援団体、会社員、学生等業種の異なる様々な参加者がざっくばらんに意見交換していただく「子育て×商店街フォーラム-子どもが笑顔のまちは誰もが笑顔のまち-」を開催しました。

京都経済センター3階のオープンイノベーションカフェ「KOIN」を会場に、74名の参加者が集いました。
肩書や立場の違うそれぞれが、「商店街×子育て」というキーワードでつながり語り合う2時間半となりました。
開会に先立って、主催者から開会の挨拶。

京都府 西脇知事
「商店街は子どもから大人まで様々な世代が交流できる場所。商店街の持つポテンシャルの大きさを改めて実感。子どもを中心に多くの世代が集まることで、商店街や地域の活性化に繋げていきたい。」

商店街創生センター 上田センター長
「登下校時の声かけなど、商店街で子どもたちを見守る活動が、いつのまにか世代を超えた交流のきっかけに。商店街はお買い物の機能だけではない。地域コミュニティの核として発展してほしい。」

総合司会は、昨年度に引き続きまちとしごと総合研究所の東さん
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【合同会社INCREW 】
当日の会場には、あそび場を設置。
フォーラム開催中は、子どもたちの賑やかな声も聞こえ、子どもたちも子育てフォーラムを楽しんでいました。
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【Meets cafe】
今年の焼き菓子はMeets cafeさん。
安心・安全な食材にこだわったケーキからクッキーまでたくさんのお菓子をご用意いただきました。
第1部:オープニングトークタイム
最初のプログラムは、「いちばたけ」を運営する坂本さんによるオープニングトーク。

【お買い物だけではない商店街への関わり方:坂本友里恵さん】
神戸市灘区にある灘中央市場で「コミュニティ農園」を運営されている坂本さんにご講演いただきました。
大学で建築学を学び、NPO法人等で防災教育、デザインクリエイティブセンター神戸での経験を経て、
現在は地域・まち・商店街(市場)と行政をつなぐ専門家(コーディネーター)として活動されている坂本さん。
水道筋地域まちなか再生協議会から、子育て世代の声を聞きたいという相談を受けたことから「まちなかミーティング」を開催。
テーマは決めずに自由に話せる場にしたことで、「子育て世代の思いや要望が自然と見えてきた。」とのこと。
また、灘中央市場では、神戸市が整備した防災空地を活用し、買い物だけではない市場の魅力を生み出す企画として、ハロウィンイベントやもちつき、プールびらきなど、子育て世代が集まるイベントを次々と開催。
DIYを通じて空地活用の可能性を広げる、「コミュニティ農園いちばたけ」を運営し、「農」を通じた地域コミュニティの形成や、「食」の学びづくりにつなげている。
講話では、周囲を巻き込み活動していくうえで大切にしている姿勢として、いい関係性でちょっとだけ巻き込む、ちょっと挑戦できる場をつくる、あの手この手をつかって実践、小さく始めて大きく育てると紹介。
講話後の質疑応答の時間では、「子どもから高齢まで幅広い世代と関わる上で大切にしていることは?」との問いに、「「不完全プランニング」を心がけている。完全なモノをつくらない。不完全にすることで子どもや大人が入れる隙間をつくる。」と答える坂本さん。
具体な事例を交えたトークの中には、地域×子育て世代×商店街、これからのキーワードが散りばめられていました。
第2部:私たちの”やってみたい!”から生まれた商店街・地域での取り組み事例発表
第2部の事例発表では、京都府内の各エリアで活躍する6組のプレゼンテーターがそれぞれ10分間の発表を行いました。

【knocks!horikawa 学び担当 西村奈美さん】
京都市上京区の堀川商店街にて、本×アート×まなび基地=まちの交流拠点knocks!horikawaを運営。
今年は堀川商店街を舞台に子どもたちが実施した「ほりかわ祭り」、「こみせやさん」の取り組みを紹介。
商店街を起点に地域・社会全体を巻き込み、こどもたちが当事者となって学びを経験してくれる活動を今後も展開していきたいと話す西村さん。
今年は「センチメンタル価値」について研究したいと発表されました。
※「センチメンタル価値(愛着価値)」…国立大学法人和歌山大学 副学長 足立浩基先生が提唱。

【NPO法人京都子育てネットワーク 田中千尋事務局長】
昨年度の子育てフォーラムにて発表された「商店街まるごとケア」を京都市伏見区にある深草商店街にて実践。
たくさんの機能が密集する商店街でお母さんをケアする1日を提供。深草商店街にて「産後デイステイ」として実施し、心身をリフレッシュするだけでなく、地域とのつながりも生まれると参加者や商店街からも大好評。今後も商店街や地域の資源を活用した取り組みを実践していきたいと話す田中さん。

【一般社団法人 my turn 杉原惠 代表理事】
地域・役割・業種・分野・世代を「越境」することで、子育てと商店街が豊かにつながっていくと話す杉原さん。
今年実践した、食×コミュニティや、医療×コミュニティの事例紹介。
「外の視点」により「中の常識」がアップデートされる、若者・外部人材が関与しやすくなる、地域の魅力が再発見、再定義されること等、「越境」がもたらす効果についてお話しいただきました。
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【グループトーク】
3名~6名程度のグループに分かれ、自由に意見交換。
発表についての感想や、商店街での子育て支援について等話していただきました。
休憩時間を越えても熱心に話されているグループもあり、活発な意見交換が行われました。

【株式会社ウエダ本社 utenaworks 林さん、中村さん、吉山さん】
昨年度実践されたCommons Baseについて発表。
子育て中のお母さんの「やりたい」を1人ではなく参加者みんなで考えるシェアスペース。
中村さんと吉山さんの企画で、自分の個性やこれまでの経験で培った経験、スキル等を反映させた自分らしい肩書を考える「肩書キッチン」を開催。
「子育てで培ったソフトスキルを活かせた。企画することで自身の強みに気づくことができた」と新たな気づきにつながったと発表いただきました。

【株式会社ハッピーワークデザインラボ 和田代表取締役】
株式会社ハッピーワークデザインラボは、地域の様々な企業を経営する7名で立ち上げた会社。
地域に顔の見えるつながりをとの思いから、昨年3月に京都市左京区に「まほうのぽっけハピラ堂」を開設。
ハピラ堂のオープン以降、小学校に駄菓子屋(チロル堂)出店、図書館とのコラボで本棚を設置、畑を利用した種まき体験など次々と新しいコラボが生まれている。
また、「地元の子どもたちは、暇さえあればハピラ堂に来てくれる、人生の一コマになっていることが大変嬉しい。今後も、小さく試して、大きく広げる、仲間を募集していきたい。」と話す和田さん。

【合同会社アイリ―ライフ 山本代表】
山本さんは今年度、当センター事業の商店街ジャンクションに参加。
深草商店街のタカギヒロバの活用について、商店街の皆さんと一緒に検討し、クリスマスイベントとして絵本交換会+読み聞かせを12月24日に開催されました。
絵本交換会を定例化し、日常的な来街の導線をつくりたいと話す山本さん。
子どもたちには、人の温かみがあふれる商店街で絵本と一緒に思い出をつくってほしい。地域と子育てをつなぎ、モノを循環させる活動を今後も継続していきたいとお話しいただきました。
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【グループトーク、全体共有】
発表についての感想や、商店街での子育て支援などについて自由に意見交換。
グループトークの最後には、第一部、二部の講演、グループトーク(意見交換)を通して商店街でやってみたいと思うことを各個人毎にシートに記入。
提出いただいたアイディアは、HPの【続】子育て×商店街フォーラムに掲載中。
参加者皆様の貴重なアイディアは今後、商店街と一緒に実現いただけるようご支援していきます!!
また、今年も昨年に引き続き参加者皆様のご活動の広報や情報共有いただけるオープンチャットをご案内。
フォーラム後も参加者の皆様の繋がりが広がっていくことを期待しております♪
この日集まった74名の参加者一人ひとりが、子育ての観点から商店街のかたちや関わり方を考えました。
時間が足りないくらい熱気に満ちた子育てフォーラム。立場や業種を越え、「商店街×子育て」という言葉でつながった今回のフォーラムをきっかけに、
地域コミュニティの核として商店街の可能性がますます広がっていくことでしょう。

最後は全員で記念写真📷✨


















