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【第23号】地域の人・コト・モノをもっぺん元気に!|MOPPEN NEXT(京丹後市) 
2018/01/09
日本で一番短いアーケードのある御旅市場、日本で唯一の狛猫など。MOPPEN NEXTの周りにはお宝いっぱい。
日本で一番短いアーケードのある御旅市場、日本で唯一の狛猫など。MOPPEN NEXTの周りにはお宝いっぱい。

 MOPPEN NEXT(モッペン  ネクスト)つて?

 前身のMOPPEN(もっぺん)は、この地域(旧峰山町)をもっぺん(もう一度)元気にしたいと有志が集まったまちづくり団体。”丹後の台所”として賑わった御旅市場で平成20年から週に1回開催されているフリーマーケットの支援等をしてきました。また、峰山御旅商店会(みねやまおたびしょうてんかい)内の空き店舗を整備したコミュニティスペース「MOPPEN SPACE」を運営し、地域の様々な団体の活動の場づくりを展開しています。

 

 

 「MOPPENとしての活動は、まずここ(御旅市場)に人が来てもらうことが一番の目的でした。フリーマーケットをしているうちに、売り手や買い手それぞれに常連さんも出てきたり毎回たくさんの人がやって来て、それは達成できたと思います。」

京丹後には、様々な分野で活動する団体が多数あるのですが、事務局を持っていないところが多く、そのために事業を継続していくことが難しくなるケースが多いのです。」と話すのは、まちづくり支援チームMOPPEN会長の味田佳子(みたけいこ)さん。

また、「スタッフたちといろいろ話していると、今、この地域の課題解決のために必要なことで、かつ私たちがやりたいことは、地域と活動団体を結ぶ中間支援だということがわかったんです。」とも。

 

そして、次なる新たな取り組みが始動!

 2017年から活動をMOPPEN NEXTとしてバージョンアップ。フィールドを御旅市場から丹後広域に拡げ、地域を元気にする様々なプロジェクトやイベント支援、各団体間の交流促進はもちろんのこと、ここならではの地域のお宝などの資源をいかした商品開発も開始し、将来的にしっかり自立できる組織を目指し活動しています。

 MOPPEN NEXTが行う支援方法は様々です。運営するのが精一杯、広報にまで手が回らない団体に代わって「もっぺん新聞」やFacebookでの情報発信などの広報関係の他、京丹後市に点在するいろいろな活動団体間の交流促進を目指して交流会を開催するなど、裏方役を一手に引き受けています。

 「多種多様な相談に応じられ、それぞれの団体の活動がスムーズに動くようになれば、地域全体にも活気が出てくる」とスタッフのみなさんは精力的に活動を続けています。

その展開の一つは、今回で3回目を迎える”モッペン 食堂”。

 全国で展開されている”子ども食堂”とはちょっと趣向が違います。一般的な子ども食堂は、ひとり親家庭や生活に困っている家庭の子どもたちに食事を提供しようというものですが、モッペン食堂、”子どもも大人もご近所さんも”をキャッチフレーズに、地域の人がゆっくりと食事をとりながら、安らいだ雰囲気の中で交流ができるような居場所になっています。

 MOPPEN NEXTスタッフの想いは、小さな子どもを連れてファミリーレストラン以外でゆっくりと外食できる場所、また子育てを終わったご近所のおじいちゃん、おばあちゃん世代、イクメンのお父さん等々、いろいろな世代や地域の人が混じり合い、その中で子育て世代の悩みや困りごとなどを気負うことなく話せる場をつくりたいというもの。それが今回モッペン食堂という形になって実現したのです。

 1回目は弥栄町(やさかちょう)の飲食店で、2回目はシルバー人材センターが運営するがや我家(がやがや)で開催。「この辺りは、もう20年位前から段々子どもが少なくなって人通りもなかったけど、こんなふうに子どもや人が集まってくるなんて」、「お店にこんな若い人たちが来てくれたのは初めてでうれしい」等、地域の方や今回お手伝いいただいたお店の方も笑顔で話されるそう。そんな声が「やってよかったなぁ、続けていかないと」というスタッフの励みにもなっています。

 

                食材は地域のいろいろな方からの寄付で。

子ども100円大人300円です。

冨倉さんのママ友ネットワークを最大限に使って。

 開催の案内は、Facebookでの告知のほか、スタッフのママ友ネットワークを使っての連絡、協力店でのチラシの設置が主だそうですが、第2回は、下は1歳の赤ちゃんから上は90歳の方までといろいろな方が来てくださって大盛況だったとのことでした。

「がや我家さんは、スペースも広いのと、わかりやすい場所にあり皆さんが来やすい場所なので、3回目もここに決めました」と、MOPPEN NEXTスタッフの冨倉江里子(とみくらえりこ)さん。

他の場所でも開きたい!と探されているそうですが、普段営業されている店舗を使わせていただくのはなかなか難しいなど、場所探しの苦労話もお聞きしました。

                        小さい子どもたちも楽しそう

 「うちの店でもやってみたいという方募集中!です。将来的には、旧6町(峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町)にそれぞれお店ができればうれしいですね。ひとつづつ回って、地元の人と話をしながらゆっくりと食事ができるようになったらいいなぁ。」と味田さん。

 MOPPEN食堂開催がきっかけでお店を中心に人の賑わいができ、だんだんと地域が元気になっていく、そのようなよい流れが京丹後地域の各所でできれば、『京丹後をもっぺん元気にする!』というMOPPEN NEXTのミッションもひとつ完了ですね。

団体同士の仲人さん役?もやっています。

 ここに集まったのは、京丹後市内でスタンプ、サービス券、ポイントカードなどで販促事業をされている商店街の役員さんと、支援団体・行政のメンバー。会員の減少、高齢化など商店街が抱える共通の問題についての意見交換や情報の共有が重要と、MOPPEN NEXTが声をかけ開催されました。

 当初は緊張気味に自己紹介をされていた皆さんも、時間がたつうちに、「他の地域にどんなお店があるのかわからない」、「情報がないと店に入るのを躊躇してしまう」、「MOPPEN新聞の紙面で、何回かに分けて各商店街の紹介記事を載せてはどうか?」など活発な意見も飛び交うように。

まだ、皆さんの表情は堅いですが・・・。これからヒートアップ

また、「地域の垣根を越えて、京丹後全体でごちゃまぜになって活動できないか」「商店街関係者だけでなく、地域で活躍中の人も呼んで、前向きな意見を交換したい」との要望に応え、第2回目も行うことに決まりました。

 支援もしますが、独自のビジネスも進行中。

 江戸時代より丹後ちりめんで栄えた峰山町。ここでは、猫は絹を生み出す蚕をネズミから守ってくれる、なくてはならない存在。昔から大切に扱われ、その影響かMOPPENスペースの近くにある金比羅神社(こんぴらじんじゃ)には、狛犬ならぬ日本で唯一という「狛ねこ(こまねこ)がいます。こんな近くに地域の宝ものがあるのにそれを活用しないのはもったいない、と丹後ちりめんや「狛ねこ」にちなんだ商品開発にも動き始めています。

狛猫は「阿」と「吽」の2体。子ネコを従えているのは「阿]の方

 夏に、京丹後市内で活動されている「丹後のねこ好きネットワーク【ねこ会議】」さん等と開催した”ねこ好き交流会”。その中で生まれたアイデアが、今度形になってお目見えしそう。クラウドファウンディングにより、事業化されるのも間近です。

 

 また、”ちりめんを使ったお守りなどを金比羅神社において販売できないか”などいろいろとアイデアも生まれ、スタッフも丹後ちりめん歴史館を訪れてちりめんについて学ぶなど、新商品の開発に向けて取り組んでいます。今後、自分たちが開発した商品だけでなく、地域の特産品の販路開発など、MOPPEN NEXT自身が活動を継続していけるよう、独り立ちするためのしくみを模索中です。

今後もMOPPEN NEXTがいろんな人や団体を繋げたり,中間支援としての活動を進めていくことで、”地域の面白い人や活動がどんどん生まれて醸成し、いきいきと魅力的な京丹後になっている、”そんな将来が楽しみです。 

 

※御旅市場フリーマーケットは、2017年12月2日で100回を迎え、残念ながらそれを最後に終了となりました。

▲▽Information▲▽

MOPPEN NEXT https://www.facebook.com/moppen.space/

金比羅神社 http://konpirasan.com/

丹後のねこ好きネットワーク https://www.facebook.com/tangonekokaigi/

ライター
Hiroko.K
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